What's Heilrollen?


『HPのタイトル、何て読むの?』って、何度か聞かれたので、それを説明しちゃうついでに、私とダックスの出会いを
書いてみようと思って、1ページ設けてみました。

読み方の前に、どうしてダックスとの出会いからお話してみようかと・・・
実は、今のクーは、2代目クーになります。
1代目のクーは、私と私の家族に、スタンダードスムースの素晴らしさを教えてくれた子です。
小さい頃、近所にワラワラとスタンダードロングをたくさん飼っているお家がありました。
小学生の私は、「生き物は飼わない!!(動物好きの母なんですけどね)」と言われていたので、
いつも、そのお宅のフェンス越しに眺めていました。
欲しかったんです!! とにかく・・・
だから今、ダックス飼いになっているのかもしれないですね。
でも、あの時、飼ったとしても、学校や習い事で忙しくもしていたし、きっと母が全てお世話をすることになっていたと思います。
今考えると、あれだけたくさんの頭数だし、ブリーダーだったんでしょうね。

学生生活も終わり、お気楽な家事手伝い(遊んでるだけ(-o-;)の私は、“今なら犬を飼えるだろうなぁー”って思っていた時、
辞めたバイト先の知人から、『10ヶ月ぐらいのダックスを譲りたいって人がいるんだけど、見に行かない?』ってことで、
興味本位で見に行ったのです。

そこは、狭い団地で5人家族(失礼かもしれませんが、人間さえ定員オーバーな感じ)でした。
オマケに、ペット禁止!!!
そこの奥様は、ペットショップのショーケースで運命の出会い(そんなものあるのか?)という、単なる衝動買いで、高額のクーをローンで購入。
それも、スタンダードなのに、ミニチュアとなっていたので、ミニチュアを購入したとのこと。
高額と書きましたが、流行る前でしたが、もうMダックスの金額が安くない頃で、
どうやら繁殖場で生まれた子で、今見ると目を覆いたくなるような掛け合わせの血統書でした。(その後、遺伝疾患も出てきました)

お話を伺うと・・・

*身内の介護に通うことになり、犬の世話が出来なくなった。
ペット禁止なので、吠える声に困っている。それに、見付かるといけないので、ショップから45日で来た日から半年の間、
 ワクチン時の2回しか外に出したことがない。お日様を知らないで育ちました。
*子供の教育費もかかり、子犬代のローンやワクチン代なども金銭面が大変で、昼間はパートに出ていて、ずーっと一人で留守番をさせている。
*ミニチュアのはずが、スタンダードで体が大きくて困る。(血統書は、ちゃんとDH−○○○でした)

そのブラックタンの女の子は、シッポを振って寄ってくる本当に性格の良い子でした。

犬を飼うというのは、10年以上一緒に生活をするっていうことは分かっていたので、この私の性格上、欲しい犬について、
納得のいくまで、どういうものか調べて、納得をする子を入れたかったのです。
この時の私の納得といっても、今のような犬質や血統などのことでは無いんですよ。
「この犬種って、どういう犬??」っていう感じです。
ただ、親戚で秋田犬やシェパード・コリーを趣味(展覧会)にしている家があったので、世の中にブリーダーがいて、
同じ犬種でも、良し悪しがあることは知っていました。
この段階で、引き取る気は無かったんです。

帰り際、ちょっと気になってー

私  『この子、私が断ったらどうされるんですか?』

奥様 『明後日の月曜日に保健所へ連れて行って、処分してもらおうと思ってます。』

この言葉に、私は、引き取ることを決めました。

これは縁や運命の出会いではありません。
殺そうとする状況を分かり、引き取る決断をして向かえた子です。

その日から、我が家の一員になり、一緒に楽しい毎日を過ごして、私の家族に、たくさんの幸せを運んでくれました。
ただ、遺伝性の病気もあり、4歳を過ぎた頃から、体調も良くなかったのです。
6歳になる前、2月の寒い朝、静かに息を引き取りました。
人間と同じお寺で、家族みんなが立会い、人間と同じように見送りました。
位牌も作って実家の仏壇にあるし、実家のお墓の横に墓石を作り、そこで眠っています。
だから、今は、いつでも会えます♪
その時は、ペットロスになり、自分にとってのクーの存在、ダックスって…って、毎日泣いてました。

やっぱり、ダックス!!
それも、「スタンダードスムースと、もう一度生活がしたい!!」と思い、今の2代目クーを迎えました。
私が探し始めた頃、物凄いミニチュアダックスの流行!!
スタンダードスムースを探して三千里でした。
これがまた、探していると、仲介屋にあたるんですよー
50万以上を言ってくるのは、ザラでした。
スタンダードとミニチュアというのは、ダックスフンドという魅力では同じだと思いますが、実際、一緒に生活をしてみると、
大きさの違いだけでなく、全てにおいて違うので、別犬種かもしれません。
ただの愛玩犬ではなく、スタンダードは、家族の一員という存在感があります。
結局、信頼がおける方に全てをオマカセして、1年近く経った日に2代目クーがやってきましたo(*^▽^*)o~♪
そんな流れをいつも横で見ていた夫(まちゃ)も引き込まれ、ハマって、今では、どっぷり生活がダックス漬けになってます♪

そうそう・・・
読み方ですが、“ハイルローレン”です。
「ハイル=絶賛/平安/幸福/健全」+「ローレン=さざ波」っていう意味で造語です。
これ、我が家の犬舎号なんです。
クーとキリンの父犬(HeilDachs犬舎・嶋田様/↑上の信頼のおける方です♪)・母犬(Flutrollen犬舎・戸川様/クーとキリンのお郷)の
ブリーダーさんから、一つずつ頂きました。
クーがチャンピオン完成の際に犬舎登録をするので、その時に、お二人のブリーダーさんにお話をして、素晴らしい家族をお譲り下さったことに、
心からの感謝と敬意を込め、お名前を頂きました。
今では、少なくなってしまったスタンダードスムースダックスフンド!!
ダックスフンドは、3サイズ・3毛種の9犬種になりますが、その中のスタンダードスムースとの出会いを大切にして、この素晴らしさ感じながら、
天使のような我が子達からたくさんの幸せを分けてもらいながら、休日には、大きな公園に行ったり、時には一緒に旅行に行ったりと、
楽しくダックスとの生活をしています。
今では、ショーにも行ってますが、それは、我が子達と参加出来る楽しみの一つとしてです。
またその中で、大好きなスタンダードスムースについて、少しでも勉強出来たらなぁーと思っています。
このHPは、そんなスタンダードスムースとの生活をしている我が家の1ページです。

長々と書いてしまったけど、こういうことなんです。
何だか、まとまりがなくて、すみません^_^;
とにかく、ダックスが好きなの!!それだけかな・・・
ここまで読んでくれて、ありがとう♪ (^-^)ゞ ポリポリ

2代目クーは、2017年4月11日1時28分 私達と7頭の犬達に見守られながら、クーは、旅立ちました。

15歳7カ月20日の大往生でした。